どぉかどぉか。
前回(節句~旧暦3月3日~)までで,海に出てシ(瀬)に向かうところまで紹介しましたね~。
見てない人は前回投稿分から見てください!今回は,その後の話です。。。
シ(瀬)にいよいよ到着です!
まだ,ふくらはぎまでウシュムズィにつかるような状況ですが,ここで質問!
この中に獲物がいるのがわかりますか???
まぁ,ワンが見つけたときは波がサーッと引いて鏡のようになったときなんですけどね。
正解は↓↓
チョウセンサザエ。通称
「カタンニャ」
今日の目的は,このカタンニャ採りです。
上陸(?)から約5分。
出だしから幸先がよろしいです!
干潮は午後2時31分。
前後約1時間ちょっとが採取しやすい環境になります。
この約2時間ちょっとの間に色々な生物に出会います。
この貝↑は,ニギャガイと言われている貝です。正式名称はわかりません。
その名のとおり,身はニギャかんニャ(貝)だりょんちょ!
シキリ(なまこ)↑です。
この他に黒いシキリがいますよね。
このオレンジのシキリは,圧縮鍋にかけて酢漬けにして食べるとおいしいんですよ!
詳しいレシピは町内会長に聞いてください。
↑青い唇が特徴的なニャは,シャコガイです。
シではたくさん見ることができます。
そして,悪名高いオニヒトデです↑
まだ小さい個体でしたが,撮影後すみやかに駆除しました。
こいつ↑は,ムリゲ(ミミガイ)です。
同じミミガイ科の鮑(あわび)やとこぶしなどと仲間です。
このムリゲは驚くほど逃げ足が早いんです。
人を見つけると,ビックリするぐらいの早さで穴の中に逃げ込もうとします。
そういうときは,すぐガギで裏返しにするとゲットできます。
手で掴もうとすると,ムリゲは全身筋肉なんでそのまま採れずに逃がしてしまうこともありますので要注意!
蒸したり,ホイル焼きにするととってもおいしいです。
味はおそらくナンバーワンのニャです!!!
と,まぁこんな生物に出会うことができます。
そして,お目当てのカタンニャをたくさん拾ってきました。
おいしくいただきました。
節句は島っ人にとって大事な大事なひと時です。。。